測量についての技術進歩
閲覧頂きありがとうございます。
売買事業部藤井でございます。
今日はタイトルのとおり、
測量について私が調べている内に驚いたことがあるので、記事にさせて頂きます。
測量の歴史
測量の歴史は古く、遡ると古代エジプトの時代から行われてきたとされていて、日本では
西暦700年頃には、班田収授法(田を人々に分け、収獲から祖を徴収する法)や豊臣秀吉
が行った太閤検地など、時の権力者である政府は必ず土地を測量し、年貢の徴収などで使
われてきたそうです。
有名な方では伊能忠敬が、西暦1800年頃に、日本地図作成のため、全国で本格的な測量
を行ったことについては、多くの方がご存知かと思います。
不動産売買の中で目にする『地積測量図』が登場するのは、
土地台帳制度(税)と登記制度(登記)が一元化される動きになった昭和35年以降だそうです。
当時はそろばんや平板と呼ばれる測量機器を使い行っていたそうです。
現在は、GPSなどを使いより精度が高い図面を作成します
今後の測量
今後の測量を行う際に一般的になるといわれているのが、
"ドローン測量"です。
現在でも一部運用が開始されているらしく、
土木業界の新3K(きつい、厳しい、帰れない)を脱却するために国や自治体からも補助金を出すなど注目されています。
ドローン測量をおこなうと
・測量にかかる時間とコストを大きく削減できる
13ヘクタールの森林の測量作業をたったの4人で2日間で達成、コスト面でも従来の5分の1に削減に成功したそうです。
・高精度な3Dデータが得れる
敷地内の高低差もデータ化でき、面積、容積の計算に役立つそうです。
・安全性が高い
山や崖などにおいて作業員の方が安全にデータ測量が出来、堕落、転落などのリスクが減ります。
現在は、ドローン本体の飛行時間の制限や、天候、安全性の観点から事例としては少ないですが、今後こういった問題が払拭されていくとドローンが街中を飛んでいる光景が普通になるかもしれません。
今後技術の進歩に期待したいと思います。
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